Amazonがアリゾナ州フェニックスに220エーカーのデータセンター用地取得

Laveen地区の土地を購入

Amazonが、アリゾナ州フェニックスに データセンターキャンパスとなる可能性がある220エーカーの敷地を購入しました。

BizJournal誌は、不動産データベースのVizzdaを引用して、Amazonが子会社の Amazon Web Servicesを通じて、2億7700万ドルの現金でLaveenにある土地を取得したと報じています。

Amazon Web Servicesの広報担当者は、同誌に寄せた声明の中で、この土地の購入を確認し、「我々は、常に顧客の需要に基づいて新しい場所を評価しています 」と述べました。

マリコパ郡の土地は、フェニックスのダウンタウンから西に約20分、Loop 202とDobbins Roadの近くに位置します。計画中のデータセンターに関する詳細は、明らかにされていません。

不動産開発会社IDM Cos.は、この土地を総額1億900万ドルで購入した後、Amazonに売却しました。IDMは、70エーカーの土地をSmith Trustに3,600万ドル、148エーカーの土地をWilliams Family Trustに6,500万ドル近く支払いました。

Nathan & Associates Inc.のNate NathanとCourtney Buckは、Smith Trustの売却を仲介し、Williams Family Trustの売却では買い手の代理人も務めました。Peak Group LLCのGeorge QuinifとFretz Realty & InvestmentのDave Fretzは、IDM Cosへの売却でウィリアムズ家を代理しました。Cushman & Wakefieldは、Amazonへの土地売却の仲介に携わりました。

さらに東に進むと、Amazonはフェニックス市のメサ地区にある2つの用地に4つのデータセンターを開発中です。それぞれの計画では、同社が所有する土地に、227,000平方フィート(21,090平方メートル)のデータセンタービル2棟を建設することになっています。

データセンター建設予定地の1つは、メサにあるAppleのデータセンターに隣接する、Elliot Road沿いの42.9エーカーの土地です。もう1つは、Legacy Park sports complexのすぐ東、10464 E. Pecos Roadの71.3エーカーに位置しています。

BJによると、Amazonは2021年12月にメサの両拠点を取得したと報じられています。同社はElliot Roadの物件に1,690万ドル、Pecosの物件は1,800万ドル強の費用がかかりました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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