AirTrunkがソーラーイニシアチブでマレーシアの持続可能性を強化

AirTrunkは、ジョホールバル（JHB1）キャンパスで屋上太陽光発電システムを開発し、ネットゼロ2030目標に向けた重要な一歩を踏み出したと発表しました。

Pekat Solarとの提携による、1MWの太陽光発電システムは、AirTrunkにとってこの地域で初のオンサイト再生可能エネルギーへの取り組みとなります。これは、最近同社がib vogtと締結した再生可能な仮想電力購入契約（VPPA）と合わせ、マレーシアにおける持続可能なエネルギー慣行への実質的なコミットメントを示すものです。

7月にオープンした同社のJHB1データセンターは、設計PUE1.15を誇り、すでにエネルギー効率の指標となっています。この施設では、直接チップに接続する液体冷却などの先進技術を活用し、エネルギー消費を最大23％削減しています。この技術革新は、エネルギー効率を高めるだけでなくAIや、その他のハイパフォーマンスコンピューティングアプリケーションの需要に対応するデータセンターの将来性を保証するものでもあります。

AirTrunkのマレーシア担当副社長兼カントリー・ヘッドであるPei Jet Limは、次のように述べています。「同社は、マレーシアで共有価値を提供し、デジタル経済の成長を可能にし、雇用機会を促進し、地域社会を支援し、水とエネルギーの持続可能な利用に取り組んでいます。再生可能なVPPA、液体冷却によるエネルギー消費の削減とともに、屋上太陽光発電プロジェクトは、マレーシアで成長を続ける私たちのエネルギー転換をサポートします。」

AirTrunkのエネルギー移行ディレクターであるKatherine Tjandraは、「オンサイト発電は、同社の再生可能エネルギー・ロードマップにおける一連のソリューションの不可欠な部分です。私たちは、キャンパス内の利用可能なスペースを太陽光発電に活用することで、持続可能性を事業運営のDNAに組み込んでいます」と語っています。

マレーシアの大手太陽光発電請負業者であるPekat Solarが屋上太陽光発電システムの設置を監督することで、AirTrunkの地域パートナーシップと持続可能な開発がさらに強固なものとなります。

W.Media （ Hazel Moises 記者）より抄訳・転載