VodafoneとDigicelがフィジーで5Gサービスを開始

5G導入の第1フェーズとして、主要都市で展開スタート

Vodafone FijiとDigicel Fijiの両社は、フィジー国内で5Gサービスの提供を開始しました。

先週、フィジー政府は両社に加えTelecom Fijiにも5Gライセンスを付与しました。

今回の5G展開は政府との合意に基づき、2025年から2028年にかけて段階的に進められる予定です。

9月15日に開始された第1フェーズでは、Vodafoneのサービスがスバ、ナンディ、ラウトカ、デナラウを対象としています。これらの地域はフィジーの経済回廊、港湾、医療施設が集中する重要拠点です。

Vodafone FijiのCEOであるElenoa Biukotoは、次のように述べました。「5G展開の第1フェーズを開始できたことを嬉しく思います。フィジー政府および通信規制当局と連携し、全国的な5G展開を円滑に進めていきたいと考えています。」

Vodafoneは5G導入に先立ち、広範なユーザーテストを実施しており、今回の展開は国内ネットワーク近代化に向けた1億ドルの投資計画の一環です。

一方、Digicel Fijiは、スバ、ナンディ、ラウトカにおける5Gサイトで平均600〜700Mbps、最大1Gbpsの通信速度を記録したと報告しました。

スバ、ナンディ、ラウトカで互換性のあるデバイスを持っている人は5Gを利用できるようになったとのことです。

両社の5G展開の第2フェーズは来年(2026年)に実施され、第3・第4フェーズは2027年と2028年に予定されています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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