Google、オクラホマ拡張に6億ドル追加投資
Googleは、アメリカ国内のデータセンターに130億ドルを投入する今年度計画の一環として、オクラホマ州プライアーの施設に6億ドルを投資する予定です。
同サイトはこれで4度目の拡張となり、オクラホマDCへのGoogleの投資額は30億ドルに達します。
長期投資
昨日オクラホマで行われたサイト拡張発表イベントの備考として纏められたブログ記事にて、Google CEOのSundar Pichai氏は、次のように述べています。「Googleが2007年にデータセンターの建設を提案した際、あなた方は我々を歓迎しました。それ以来、Googleは プライアー で何年にもわたって拡大を続けることができました 、 一度ではなく二度でもなく…三度。そして今日の発表で四度目になります。」
同社はまた、明日テキサス州ミッドロジアンの新データセンターを開設することも発表しました。
Googleは今回の拡張規模に関する詳細を明らかにしていませんが、過去の投資から想定すると、この大規模なデータセンターに対する充実した追加投資がなされると期待できます。
直近のサイト拡張は、2018年の 6 億ドル を投じての4階建ての新しい施設の建設でした。
2016年には、同社が非公開規模のデータセンターをもう1サイト追加することにより、州の20億ドル規模の投資目標額を超えました。
オクラホマ州におけるGoogleの事業拡大は、常に新しい施設の建設のみではありません。2013年には、廃止されたGatorade工場を購入し、それをデータセンターに改造することでキャンパスを拡大しました。
同社はこの地域の 再生可能エネルギー にも投資しています。2011年に、州内の100.8MWの風力発電所の建設に対し資金を供給しました。
その後2015年に、Googleは Renewable Energy Systems(RES) Americas 社のBluestemプロジェクトやEDF社のグレートウエスタン風力発電プロジェクトと提携して、この地域で2つの200MWの電力販売契約(PPA)を締結しました。
オクラホマ州知事のKevin Stitt 氏は、地元のニュースサイトKJRHに対し次のように述べています。「30億ドル以上の投資により、Googleデータセンターの拡大が私たちの力強い経済の活性化を促進し、メイズ郡及び州全体の成長促進環境を育むと期待しています。」
Pichai氏はまた、「この拡張により プライアー にさらに100人の雇用がもたらされ、これで同地域で創出された雇用の総数は500人に上ります。」と発表しました。
Data Center Dynamics
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