NTTがシリコンバレーに新データセンターを開設

新施設SV1は、日本の免震構造を採用


NTTは、米国カリフォルニア州サンタクララに新データセンターを開設しました。

4階建てのシリコンバレーデータセンター(SV1)は、64,000平方フィート(5,900平方メートル)の利用可能床面積と16メガワットの容量を提供し、敷地内に専用の変電所を備えています。

「シリコンバレーSV1データセンターは、私たちの米国のデータセンター市場への投資と、お客様の成長へのコミットを強化するものである」と、NTT Global Data Centers部門のEVP(部門長)を務める松尾隆一氏は述べています。「NTTの柔軟性、拡張性、安全性に優れたインフラとフルスタックのサービスにより、SV1は様々なお客様のニーズに対応し、お客様のビジネス目標の達成を支援します」

NTTの耐震データセンター

この新施設では、大地震による衝撃を軽減するため、新しい免震設計が採用されています。同社は、TFP(Triple Friction Pendulum:3重摩擦)の振り子式ペデスタルと粘性ダンパーにより、地震時に構造体とすべての接続部が水平方向に最大32インチ(81.28cm)移動することで、エネルギーを散逸させ、建物の変位を低減するとしています。このシステムでは、免震構造ではない固定された建物に比べ、構造体の動きは60%程度減少します。

「サンタクララ地域のすべてのプロバイダーは、地震に耐えられるようにデータセンターを建設しているが、当社の免震設計はさらに一歩進んでいる。4階建ての物理的な建物を守るだけでなく、建物内のミッションクリティカルなIT機器やインフラを強い地震から守ることができる」NTT Global Data Centersアメリカ部門の建設・設計部門VPのブリタニー・ミラー氏はこのように述べています。「このシステムは、地震の多い日本の複数データセンターでその効果が実証されており、シリコンバレーのお客様にも安心してご利用いただけるようにしたいと考えていた」

SV1は、シカゴ(イリノイ州)、ヒルズボロ(オレゴン州)に続き、NTTにとって米国で6番目のデータセンターであり、今年3番目に開設するデータセンターとなります。また、NTTはバージニア州アッシュバーンキャンパス(VA5)の拡張工事も進めており、施設は年内にオープンする予定です。また、カリフォルニア州サクラメントキャンパスにも3棟のデータセンターを保有しています。

Data Center Dynamics

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