Salesforce、大規模なサービス停止に苦しむ
データベースのスクリプトミスで、アクセス権が異常に…
Salesforceは、データベースのスクリプトミスによって、アクセス権が広範囲のユーザーに付与されるという障害を引き起こし深刻な機能停止に陥りました。
このエラーにより、Salesforceユーザーは、権限の有無にかかわらず社内のデータを閲覧できる状態になりました。
Salesforceは、世界中のセールスチームやマーケティングチームによって使用されているクラウドプラットフォームの1つです。同社は声明で以下のように述べています。
「Salesforce Technologyは、わが社が提供しているマーケティングツール”Pardot”を現在使用している(あるいは過去に使用したことがある)ユーザーへの影響と調査しています。データベーススクリプトのデプロイによって、ユーザーは定められた範囲より広範囲のデータにアクセスすることが可能となっています。」
「この問題からユーザーを保護するため、我々はユーザーを含む全インスタンスへのアクセスを一時ブロックしました。結果として、特に影響をうけないユーザーもサービスを利用できなくなる可能性があります。当社は、アクセス権をできるだけ速やかに復元できるよう努力しています。」
SalesforceのCTOおよび共同創設者のParker Harrisは金曜日にTwitterで次のように述べています。
「Salesforceをご利用のすべてのお客様へ。当社のサービスに関する重大な問題が発生していることにご留意ください。この問題により、お客様に支障をきたすことをお詫び申し上げます。」
その後のアップデートにより、障害は発生から15時間以上続いきましたが、どうにか復旧したと報告がありました。しかし、プラットフォームの回線速度が回復するにつれ、問題が発生する可能性があったようです。
Data Center Dynamics
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