Equinixがオープンソース団体LF Edgeに参加
コロケーションおよびインターコネクション事業を展開する大手エクイニクスは、エッジ向けのオープンソースソリューションの開発を目的とする団体に参加しました。
エクイニクスは、1年前にLinux Foundationが設立した団体であるLF Edgeのプレミア会員になります。同団体は エッジコンピューティング の問題に対処する一連の オープンソース プロジェクトの管理を目的としています。
脚光を浴びる
「エクイニクスをLF Edgeの新たなプレミア会員として歓迎する事は、プロジェクトの1周年を祝うのにとても良いやり方ではないでしょうか?」と、Linux Foundationのネットワーク、自動化、エッジ、IoT部門のゼネラルマネージャーを務めるArpit Joshipura氏はこう述べています。
LF Edgeは、2019年初頭にLinux Foundationにより、エッジコンピューティングとエッジアプリケーションに直接関連するオープンソースプロジェクトを管理する傘下組織として立ち上げられました。これにより、より統一された標準のオープンソースソリューションセットの構築を目指しています。
グループは現在、Akraino Edge Stack、Baetyl、Fledge、EdgeX Foundry、Home Edge、Edge Glossary of Edge Computing、Project EVEの7プロジェクトを管理しています。これら全てのプロジェクトは、低 レンテンシ を要求する接続端末、そして高速処理とモビリティのような領域をサポートするよう設計されています。
「エクイニクスは喜んでLF Edgeに参加し、テクノロジースタック全体で増え続けるユースケースや、多様な要件を含むエッジコンピューティング向けのオープンでクラウドニュートラル・フレームワークの開発に関するコミュニティに協力する。」とエクイニクスの最高技術責任者のJustin Dustzadeh氏は述べています。「我々は、我々の経験や学習をコミュニティと共有できることを楽しみにしている。」
エクイニクスは、50を超える市場に200拠点を超える数のデータセンターを展開しています。同社は現在、オープン、マルチネットワーク、マルチクラウド、そして分散型のエッジ機能に関する開発を計画している、とDustzadeh氏は言います。
このコンソーシアムには、Arm、AT&T、Baidu、Dell EMC、Dianomic Inc.、Ericsson、Fujitsu、HPE、Huawei、IBM、Intel、Juniper Networks、MobiledgeX、Nokia、NTT、Qualcomm、Red Hat、Samsung、 Tencentなど約70社がさまざまな投資レベルで参加しています。
LF Edgeは、4月20〜21日にロサンゼルスで、9月29〜30日にベルギーのアントワープでOpen Networking and Edge Summit(ONES)の共同開催を予定しています。
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