Googleがフランスに195ヘクタールの土地購入を検討

フランス初の自社建設プロジェクトにシャトールーを検討

Googleがフランスのシャトールーにデータセンターキャンパス建設を計画していることが明らかになりました。

シャトールー地方政府は今週、「シャトールー都市圏は、Googleの子会社であるTricolore Computingが、AIの開発に関連したデータセンターキャンパス設立の可能性について、Ozans CBAに関心を示していることを誇りに思います」と、発表しました。

Googleは、フランス初の自社建設プロジェクトとして、195ヘクタールの土地を5,850万ユーロ（6,800万ドル）で取得しようとしていると報じられています。この土地に計画されている、データセンターの数や仕様についての詳細は、まだ明らかにされていません。

Googleの広報担当者は地元紙に対し、次のように語りました。「フランスにおけるクラウドインフラとデータセンターの拡張のため、シャトールーに土地を取得する可能性を模索しています。」

シャトールー地域共同体評議会は、今週開催される会議でこの取引について議論する予定です。

シャトールー市は、フランス中部のサントル・ヴァル・ド・ロワール地方のアンドル県にあります。

シャトールー市長のGil Avérousは、「このプロジェクトは、まだ土地研究の準備段階にありますが、経済発展のための忍耐強く献身的な取り組みの結果として、シャトールーの信頼性と魅力の高まりを示しています」と述べました。

アンドル県知事のThibault Lanxadeと、アンドル県議会議長のMarc Fleuretは共同声明で、次のように述べました。「シャトールー都市圏の集積コミュニティにとって、素晴らしいニュースであることを祝福します。」

「非常に大きな可能性を秘めたこのサイトは、すでに『手元にある主要な工業サイト』の認定を受けており、フランスにある55の工業サイトの1つとして特定され、この種の活動を主催することができました。」

Googleは、2022年6月にフランスのパリでクラウドリージョンを立ち上げました。2023年4月、パリのGlobal Switchデータセンターで水漏れと火災が発生し、Googleのeurope-west9-aがダウンしました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。