STC、サウジアラビアのカシムでデータセンターを開設

サウジアラビアの通信事業者STCは、サウジアラビアのカシム地方に新しいデータセンターを開設しました。

約12,000平方メートルの新施設は、カシム知事のファイサル・ビン・ミシャール・ビン・サウド王子によって落成式が行われました。

「本日、アル・カシム地域のデータセンターが、リヤド、ジェッダ、ダンマームに次ぐ4つめのデータセンターとなり、アル・カシム地域の知事殿下により落成式が行われたことを光栄に思います」と同社はTwitterで述べています。

STCのCEOであるOlayan Alwetaid氏は、このデータセンターが同グループがサウジアラビア王国全土で立ち上げた一連の施設の一部として登場すると述べています。

2021年11月、STCは15億SAR(4億ドル)の拡張プロジェクトで、合計18万平方メートル(190万平方フィート)を超える土地に、合計125MWの容量を建設する計画を発表しました。

同社によると6カ所のデータセンターの建設はすでに進行中で、12カ月以内に完了する見込みです。完成時には、STCのデータセンターポートフォリオは、17,000のストレージユニットを含む合計16のデータセンターとなり、リヤド、ジェッダ、ダンマームなど6都市に分散した8つの並行拠点にサービスを提供することになります。

2021年1月、STCはジッダとアル・マディナに2つの新しいデータセンターを立ち上げ、リヤドにある3つ目のデータセンターはその直後に稼働する予定でした。

今月初め、同社はデータセンター事業を新たな100%子会社に分離することを発表しました。同通信事業者は、データセンター、国際海底ケーブル、国際拠点などの資産を、約21億SAR(5億5970万ドル)相当の新会社に移管する意向だといわれています。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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