Link NetとZTE、インドネシアのスラバヤにデータセンターを開設

中国の電話会社と提携し、300ラック規模の施設を2棟建設

インドネシアのブロードバンドプロバイダーであるLink Netは、ジャワ島東部のスラバヤに新しいデータセンターを開設しました。

同社は今週、中国の電話会社ZTEとの提携により、ジャカルタのデータセンター施設のアップグレードを完了し、スラバヤに新しいデータセンターを建設したと発表しました。

PT Link Net Tbkの社長兼取締役兼最高経営責任者(CEO)のMarlo Budiman氏は次のように述べました。 「スラバヤでの新しいデータセンターの建設とLink Netの新しいオフィスの落成式は、Link Netの家庭用ブロードバンド事業をファイバー株式会社に変える旅における重要な瞬間です。異なる地域に2つのデータセンターが存在することで、FTTHネットワークの信頼性を高め、スムーズな接続を確保し、インターネットサービスとビデオコンテンツを顧客に最適に配信することに注力しています。」

いずれのデータセンターもTIA942-A Rate 2+の認証を受けており、総容量は300ラックです。

PTZTEインドネシアのエンジニアリングサービス担当ディレクター、Li Jixin氏は次のように述べました。 「モジュラーコンセプトを採用することで、これら2つのデータセンターはコスト、処理時間、エネルギー消費を効果的に節約することができます。通信インフラを強化し、インドネシアのデジタル成長を促進することを目的として、ジャカルタとスラバヤのデータセンター建設でLink Netと再び協力できることを嬉しく思います。」

「電気通信における当社の専門知識と市場における Link Net の強力なプレゼンスを活用することで、スラバヤとジャカルタにおけるデジタル接続のニーズの高まりに効果的に対応する最新技術を備えたデータセンターを提供する準備が整いました」とLi Jixin氏は付け加えました。

また、PT Link Net Tbkの取締役兼最高技術責任者(CTO)であるEdward Sanusi氏は、「ZTEとのパートナーシップを通じて、両データセンターが業界の品質基準を満たしていることを保証します。 Link Net のデータセンターは、高レベルのセキュリティと信頼性を備えた優れたパフォーマンスを提供する準備が整っています」 と述べています。

1996年に設立されたLink Netは、ブロードバンドサービスを提供するAxiataグループの一員です。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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