Digital Realty、クロアチアのザグレブで 30MW 対応可能な土地購入

現在の800kWから資本増強を目指す

Digital Realty は、クロアチアのザグレブに新しいデータセンター開発用の土地を取得しました。

同社は今週、首都でのプレゼンスを拡大するために土地を取得したと発表しました。

この区画は、Selska cesta 93にあるDigital Realtyの既存のZAG1データセンターの近くに位置し、最大30MWの容量をサポートすることができると報告されています。

Digital Realtyは、新しい施設の開発は、市場の需要や既存顧客の拡張計画に沿って段階的に進めていくと述べています。

「この土地区画は、Digital Realty のザグレブキャンパスを拡張し、追加容量の開発をサポートします。完成すれば、当社の新しいザグレブ施設により、顧客は、既存の ZAG1 施設を通 じて、豊富で人口密度の高い接続データコミュニティにアクセスできるとともに、当社のグローバルデ ータセンタープラットフォームである PlatformDIGITAL を介して、当社のグローバルフットプリントの残りの部分 にアクセスできる、世界クラスのデータセンターに重要なインフラを展開できるようになります」と、 Digital Realty の EMEA グループマネージングディレクターの Jan-Pieter Anten 氏は述べています。

ZAG1 は現在、9,000 平方フィート(830 平方メートル)で 800kW を提供しています。Digital Realty は、InterXion の子会社が現地のプロバイダー Altus IT を買収した 2020 年 9 月にこの施設を引き継ぎました。買収当時、この施設は6,800平方フィート(630平方メートル)のスペースを提供すると説明されていました。Altusは2011年に設立さ れました。

クロアチアの Digital Realty のマネージングディレクター、Goran Đoreski氏は次のように述べています。 「東南ヨーロッパへのゲートウェイとして機能するザグレブでのプレゼンス拡大は、主要なプラットフォームプロバイダーやグローバル企業との現在の関係を拡大し、この地域の真の接続ハブになることを可能にします。PlatformDIGITALを拡大し、お客様の重要なサービスを世界中に展開できるようサポートする次のステップを踏み出せることをうれしく思います」

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。