NTT、ベルリンで3つ目のデータセンターキャンパスを計画
最終的には96MWの規模に
NTTデータはベルリンに3つ目のキャンパスを開設し、2つのデータセンターで最大96MWの容量を計画しています。
同社グローバル・データセンター部門は、ベルリンから西に18マイル(約8.6km)のブリーゼラングにキャンパスを開発・運営します。
この新キャンパスは10.8ヘクタール(26.6エーカー)の敷地に建設され、建設工事は2025年に開始される予定です。
NTTグローバルデータセンターのDoug Adams CEO兼社長は、こう述べています。「ベルリンは、当社の成長するポートフォリオと拡張計画において重要な市場です。この新たな開発は、当社のプレゼンスを強化し、Tier 2 市場へのさらなる参入への道を開くもので、顧客のニーズに応え続けることで、データセンター業界における当社の持続的な成長とリーダーシップを促進するものです。」
NTTデータは現在、EMEAの7カ国で48のデータセンターを運営しており、429MW以上の重要なIT負荷と212MWの拡張計画があります。
既存のベルリン・キャンパスは2つあり、そのうち最新のベルリン2はLankwitzer Strasseにあり、2022年に24MWの初期容量で稼動しました。
5MWのベルリン1キャンパスは2021年から稼働しています。
同社はまた、英国、スペイン、オランダ、スイス、オーストリアでヨーロッパのデータセンターを運営しており、2月にはフランスのパリ郊外に84MWのキャンパスを建設すると発表しました。
NTTグローバルデータセンターのEMEAリージョンCEOであり、同社のグローバル最高執行責任者(COO)であるFlorian Winklerは、次のように述べています。「ベルリンでの拡張は、ヨーロッパ大陸と英国でのデータセンターの開発・運営における当社のこれまでの成功を活用するものであり、地元当局や関係者と協力してこの新しいサイトを建設することを楽しみにしています。」
Vantage、Yondr、Maincubes、Google、Prea、Virtusなどがベルリンの大規模なキャンパスを運営、または開発中です。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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