Portusがルクセンブルクのデータセンターを拡張

3.4MWに拡張

欧州のPortus Data Centersは、ルクセンブルクのデータセンターを拡張しています。

同社は今週、ルクセンブルク大公国の施設を拡張し、さらに1,350平方メートルのホワイトスペースと、3.4MWの容量を追加すると発表しました。

ルクセンブルクのPortus Data Centersは、これまでEuropean Data Hub(EDH)として知られていた施設を、Portus Data Centers Luxembourgに改称しています。

Cloche d’Orのビジネス地区にある、Drosbachオフィスコンプレックスに位置するPortusの施設は、完全地下に建設され、Uptime InstituteによりTier IVの認定を受けています。同施設は以前、3,500平方メートルのデータセンター・コロケーションスペースと、IT負荷用に1.4MWの電力を提供していました。

Portus Data Centers LuxembourgのCEOであるDavid Celisは、次のように述べています。「Portus Data Centersグループの一員となったことで、貴重なリソースや専門知識、サポートを利用できるようになり、技術革新や開発に投資して業界における地位をさらに強化し、市場に提供するサービスを充実させることができるようになりました。」

「同時に、本日発表されたスペースと電力の大幅な拡張は、成長し続ける当社の顧客ポートフォリオにとって、さらなる成長の機会を保証するものです。」

投資会社Arcus Infrastructure Partnersは、2023年にルクセンブルクを拠点とするWagner GroupからEDHを買収し、同年末に新たに設立されたPortusに統合しました。

Portus Data CentersのAdriaan Oosthoek会長は、「これは、当社が定義したバイ・アンド・ビルド成長戦略の実行における新たな一歩です。ルクセンブルク市場では、欧州の他の主要な成長地域データセンター市場と同様に、ITやネットワークのインフラを高品質のコロケーション施設にアウトソーシングしようとする企業の増加により、強い需要が見られます」と語っています。

Portusは、ドイツのハンブルクとミュンヘンでもデータセンターを開発・運営しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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