英スウィンドン市、Burderop病院跡地にアマゾンのデータセンター建設を承認~計画書によれば計画の背後にはAWSが

スウィンドン・ボロウ議会 は、ヒューレット・パッカード(HP)社が以前使用していた場所にデータセンターを建設する申請を承認し、そのデータセンターがAmazon Web Services(AWS)のためのものであることを公開文書で確認しました。

2021年4月に提出された申請書によると、Brimble HillにあるBurderop 病院跡地に、27MW x4ホールの施設が新たに建設予定で、1990年代から2020年までHPが2つのデータセンターに使用していました。DCDは当時、申請者はAWSである可能性が高いと推定していましたが、今回承認に関連する文書で明らかになりました。

計画合意書はスウィンドンとAWSの間で交わされ AWSのヨーロッパ地域サービスのディレクター イアン・ギャビンが署名しています。 AWSは、 Holborn Viaduct 60番地にあるアマゾンのロンドンオフィスに拠点を置いています。

同議会の発表によると、国家計画政策フレームワーク(NPPF)に基づいて申請を検討し、特にデータセンターが特別科学関心地区(SSSI)に隣接した 特別自然美観地域(AONB)に設置されることや、指定建造物であるBurderop Houseの環境下にあることを考慮したといいます。

これらの配慮はすべて開発が「公共の利益にかなう」ものであり、既存の建造物を置き換えるものであるという事実に基づき対応されました。「新しい建物が公共の見晴らしの良い場所から十分に隔てられていることがそれを証明しています。従来と用途は変わらず、床面積も同様であるため、活動レベルに大きな違いはないでしょう。提案されたデザイン内容と景観は、周囲の樹林帯の保護を含め、AONBに大きな損害を与えないことを保証しています」。

Burderop House に関しては新しい建物は「指定物件の歴史的環境の開放性を低下させる可能性がある」ものの、その害は「大きなものではなく、メリットの方が大きい」と同議会は述べています。

高さ12.3mの平屋建てのデータセンターは、イギリスの送電・ガス事業者ナショナル・グリッドに直接接続され、中電圧(MV)の変圧器が設置されるほか、11台のディーゼル式バックアップ発電機、4万リットルのディーゼル燃料タンクが設置されます。

合意書によると、アマゾンは生態系の緩和やハイウェイ道路工事に投資し、車両作動式の道路標識を設置することになっています。

計画許可によればアマゾンは三年の間に建築を開始しなければなりません。その条件として、建物はBREEAMの「エクセレント」レベルの仕様に準拠し、入居前に排水、照明、駐車場(自転車10台分のスペースを含む)が揃っていることを証明しなければなりません。また、データセンターの運用開始後は、三ヵ月以内に騒音規制の測定を行い、近隣の迷惑にならないよう配慮が求められます。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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