
サムスン、2028年第2四半期に洋上データセンターの稼働開始を目指す
世界各地でパートナーシップの構築を模索中
サムスンは、洋上データセンターを2028年第2四半期に稼働開始する計画だと報じられています。
海運業界専門メディアTradeWinds Newsの報道によると、同社の造船・海洋事業部門であるサムスン重工業は、データセンターの稼働開始時期に合わせて受注体制を整える方針です。
サムスン重工業は、「2028年第2四半期までの洋上データセンター(FDC)の商用化」という目標に沿って、複数の実現可能なプロジェクトを推進しているとされています。
報道によると、サムスン重工業は、ギリシャの造船会社Capitalおよび英国の金融・認証サービス企業Lloyd’s Registerと、洋上データセンターの開発に関する基本合意書(MoU)を締結しました。この提携では、サムスンが洋上データセンター技術の開発を担当し、Capitalが案件開拓や投資を監督、Lloyd’s Registerが規制対応を担います。
DCDは5月、サムスンの海洋エンジニアリング部門が新興企業Mousterian Corporation(M3)と洋上データセンターの開発契約を締結したと報じていました。
米テキサス州に拠点を置くM3は、サムスン重工業と協力し、「機関投資家レベルの品質を備えた洋上データセンタープロジェクトを世界各地で共同開発・提供する」としています。M3の創業メンバーは、DCDが2022年に取材した別の洋上データセンタープロジェクト「Nautilus」にも関わっていました。
世界各地で企業による洋上データセンターの取り組みが進んでいます。用地確保が難しくなっている地域において、高額な陸上データセンターに代わる費用対効果の高い選択肢として、多くの企業から注目されています。
Keppelはシンガポールで25MW規模の洋上データセンターの建設を進めており、2028年の稼働開始を予定しています。一方、米国のPanthalassaは、海上の波力エネルギーを活用した洋上データセンターの実現を目指しています。
また、洋上風力発電企業Aikidoも、モジュール型のAI向けデータセンターを統合した洋上風力プラットフォームを発表し、データセンター市場への参入を表明しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
















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