モスクワ

Rostelecomがモスクワに新データセンターを開設、大規模施設の計画を発表 ~将来的には大規模施設を計画中

ロシア国営通信事業社Rostelecom社は、モスクワに新しいデータセンターを開設しました。

同社のDPC部門は今週、コロビンスコエ・ハイウェイ37にある同社のキャンパス内に新しいNORD-6施設を開設しました。5MWのデータセンターには2つのデータルームがあり、207台のラックを収容します。

NORDキャンパスには、すでに5つのデータセンターがあり、合計3,764ラックを収容できます。Tier III品質で建設されたこの新施設では、コロケーション、通信サービス、クラウドインフラ(IaaS)およびサービス、バックアップ、管理、サイバーセキュリティのサービスを提供する予定だといいます。

Rostelecomの第一副総監督兼DataLine総監督Yuri Samoilov氏は、「資本市場ではデータセンターのキャパシティが不足しており、我々は高まる需要に応えるべく努力しています」と述べています。

今年、 Rostelecom はサンクトペテルブルクノボシビルスクに新しいデータセンターを開設しました。Samoilovは、NORDサイトを将来的にさらに拡張する計画に加えて、総設計容量2,000ラックのTier IVデータセンターの第一フェーズ委託を目指していると付け加えました。

6月、 Rostelecom は、 Rostelecom DPCとDataLineを統合し、新たなサービス会社DPCテクノロジーセンター(DPC DPC)を設立すると発表しました。Rostelecom DPCは同社のデータセンター部門で、国内の多数の施設からコロケーションサービスを提供しています。DataLineは、 Rostelecom が昨年買収したデータセンター事業者で、モスクワ、サンクトペテルブルク、ウドムラ、エカテリンブルク、ノボシビルスクにあるデータセンターからクラウドやインフラを提供しています。

最新のプレスリリースによると、DPC DPCは Rostelecom-DPCの一部であるサービス会社であり、新しいモスクワのサイトの運営はDPC DPCチームによって提供されているとのことです。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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