アリババ、オンプレミス型ハイブリッドクラウドの提供を計画中

既存のCloudBoxをアプライアンスから顧客専用リージョンに拡大

中国のクラウド大手アリババがオンプレミス型ハイブリッドクラウドの提供を計画しています。

オラクルの「Dedicated Region Cloud@Customer」製品に似たこのサービスでは、複数のアベイラビリティゾーンにまたがるオンプレミスのデータセンターで専用のクラウドリージョンを運用し、アリババクラウド(Alibaba Cloud)の50以上のサービスにアクセスできるようにする予定だといいます。

ComputerWeeklyの取材に応じた アリババクラウドの国際産業ソリューション・アーキテクチャ責任者であるRaymond Xiao氏は、このサービスは年末までに中国本土でデビューし、2023年には国際市場でもデビューすると述べています。

Xiao氏は「他の大手パブリッククラウドベンダーと比較しても、非常に強力でユニークなハイブリッドクラウドソリューションです」と述べ、 アリババクラウド が各顧客と運用モデルを練り上げ、サービスの商業面に対応していくことを付け加えました。

CWによると、 アリババクラウド のクラウド専用リージョンは、オンプレミスとマネージドエッジアプライアンスであるCloudBoxの新バージョンだといいます。単一のアベイラビリティゾーンと単一のデータセンターでの展開しかできないCloudBoxは、2019年に初めて発表されましたが、先月から東南アジアでのみ利用できるようになりました。

Xiao氏によると、例えば金融機関や小売業者は、データが存在する場所の近くでビッグデータ分析のワークロードを処理するためにオンプレミスの計算能力を利用したいエッジコンピューティングの要件を満たすために、CloudBoxを導入しているとのことです。

オラクル、AWS、Azure、Googleはいずれも、クラウドプラットフォームをオンプレミス環境に拡張する何らかの形態のオンプレミスハードウェアを提供しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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