
サウジのcenter3が2030年までに1GWのデータセンター容量を目標に
100億ドルの投資を計画
サウジアラビアのデータセンター企業center3は、2030年までに1GWの容量を達成することを目標としています。
STCが所有する同社は先週、既にデータセンター容量に30億ドルを投資したと述べた上で、さらに100億ドルの投資計画を発表しました。
center3は、2022年にSaudi Telecoの子会社として設立されました。サウジアラビア国内および周辺地域、バーレーンに約20のデータセンターを開発・運営しています。同社は、2027年までに総設置容量300MWを達成する目標を掲げています。
100億ドルの投資計画の詳細や、1GWの容量がどこに配置されるかについては明かされていません。
center3のCEOであるFahad AlHajeriは、次のように述べました。「私たちは、単にデータセンターを拡大するだけでなく、未来のデジタル経済を可能にしています。1GWを目標に、AI、クラウド、ハイパースケールワークロードの基盤を築き、サウジアラビアと地域がグローバルなイノベーションの次なる波をリードするための世界クラスのインフラを確保します。」
同社は昨年、Khurais Riyadh施設に追加で9.6MWの容量を拡張しました。オラクルは8月、center3のデータセンターにサウジアラビアのパブリッククラウドリージョンをホストすると発表しました。Huaweiは、サウジアラビアのクラウドリージョンをcenter3の施設にホストしています。
10月、同社はサウジアラビアを拠点とする、データセンター開発企業DataVoltとの提携を発表しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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