
TA Realtyがバージニア州リーズバーグのデータセンタービル2棟を売却
全5棟のうち、満室稼働の最初の2棟
不動産会社TA Realtyは、米国バージニア州リーズバーグにあるデータセンター2棟を売却しました。
TA Realtyと、そのデータセンター開発部門であるTA Digital Group(TADG)は今週、ラウドン郡リーズバーグにおいて、合計745,000平方フィート(69,210平方メートル)、IT負荷容量165MWのハイパースケールデータセンタービル2棟を売却したと発表しました。
売却条件は、明らかにされていません。
これらの施設は、単一のハイパースケールテナント向けに開発されている合計5棟・450MW規模の計画キャンパスのうち、最初に完成し、すでに満室で稼働している2棟です。
TA RealtyのパートナーであるAllison O’Rourkeは、次のようにコメントしています。「この売却は、TA RealtyとTADGにとって重要な節目となる出来事です。この取引は、米国のTier1市場においてハイパースケール顧客向けのビルト・トゥ・スーツ(BTS=オーダーメイド型)の施設を開発し、安定稼働後に資産を収益化するという当社の戦略を反映しています。バージニア州北部は世界を代表するデータセンター市場であり、今回の最初の建物の完成と売却は、当社の開発力と実行力の強さを示しています。」
三菱地所が出資する北米の不動産投資会社TA Realtyは、昨年ハイパースケールデータセンターの専任開発部門を立ち上げました。
リーズバーグの大規模キャンパスの計画は、2021年5月に発表され、2023年に着工しました。430MW規模のBTSキャンパスは全5棟・1.9百万平方フィート(176,515平方メートル)で構成される予定です。キャンパス全体は、名前が明かされていないグローバルクラウドプロバイダーに一括でリースされる予定で、全棟の竣工は2027年と見込まれています。
TA RealtyのパートナーでありTADGの最高開発責任者であるTim Shaheenは、次のように述べています。「この規模の開発を可能にするための用地を取得し、さらに地域公共事業者と協力して、本プロジェクトを支えるだけでなく周辺地域の成長にも貢献できる追加インフラを整備できたことは、Tier1市場における当社の戦略の一環です。このキャンパスの規模により、系統受電を支える2つの独立した変電所の設置が可能になり、主要市場では達成がますます難しくなっている冗長性と電源容量を確保することができました。」
TA Realtyのデータセンタープラットフォームは、投資ビークルを通じて所有または管理するプロジェクトが12件以上となり、総電力容量は約3GWに達しています。TADGのプラットフォームは、バージニア州北部に加えシカゴおよびアトランタにも資産を保有しており、さらなる拡大も計画されています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
















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