Facebook、テネシー川流域開発公社と377MWの太陽光エネルギー契約
Tennessee Valley Authority(以下、TVA:テネシー川流域開発公社)は、アラバマ州ハンツビル市に建設予定であるFacebook所有のデータセンターに電力を供給するため、ディベロッパー2社と協働して合わせて377MWの発電能力を持つ太陽光発電施設を建設します。
アラバマ州コルベール郡では、First Solar社が227MWの発電装置を、テネシー州リンカーン郡では、NextEra Energy Resources社 が150MWの発電装置を計画しています。いずれも、同州では最大の太陽光装置になる見込みです。
ヒア・カムズ・ザ・サン
FacebookのエネルギーマネージャーであるBryce Dalley氏は、
「わが社は100%再生可能エネルギーで事業を支えることを約束しており、この指標の達成の為のソリューションを提示してくれるTVAのような組織とパートナーシップを結ぶことを期待しています。TVAは十分期待に応えてくれるパートナーであり、ハンツビルのコミュニティの一員になることを心待ちにしています」と語りました。
Facebookがハンツビル市における計画を発表したのは6月に遡ります。7億5000万ドルを投じて、97万平方フィート(9万116平方メートル)のデータセンターを2020年には稼働させる予定です。
TVAで商用電力ソリューション部門の副代表を務めるDoug Perry氏は、
「今回の発表によって、TVAが再生可能エネルギー分野に投資していくと公約したこととなります。この取り組みは、魅力的な雇用を呼び込むことで、コミュニティにも恩恵をもたらすことになるでしょう。Facebook社との提携は、公権力のモデルとしてTVAが持つ価値と、再生可能エネルギーを用いて世界をよりよくするというFacebookのミッションが合わさったものでしょう」
と述べました。
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