フォトニックコンピューティングのLightmatterが1億5400万ドルを調達
フォトニックコンピューティングのスタートアップであるLightmatterは、シリーズC投資ラウンドで1億5400万ドルを調達し、これにより同社の評価額は3倍になりました。
同社は、SIP Global、Fidelity Management & Research Company、Viking Global Investors、GV (Google Ventures)、HPE Pathfinder、および既存の投資家から資金を調達しました。 同社はこれで、これまでに2億7000万ドル以上を調達したことになります。
Lightmatter社は、電気信号の代わりに光を用いてコンピューティングを行うため、従来のチップアーキテクチャのような抵抗(つまり熱)を受けずに済みます。
同社は、AIワークロードをターゲットにしたEnviseチップとPassageフォトニックインターコネクト、そしてハードウェアと連携するためのIdiomソフトウェアスタックを提供しています。
同社は、投資家の支持を得ると同時に、Google Platformsのインフラ部門のリーダー、GoogleのカスタムAIチップファミリーのリーダーの1人、IntelのAIデータセンターグループのエンジニアリング担当副社長を採用するなど、著名なエンジニアにとっても魅力的であることを証明しています。
「人工知能の急速な進歩により、コンピューティング・インフラはかつてない速度での改善を余儀なくされている。 この成長に伴うエネルギーコストは、惑星規模でも大きなものだ」と、Lightmatter社の共同設立者兼CEO、Nick Harris氏は述べています。
「ジェネレーティブAIとスーパーコンピューティングは、今後数年間、フォトニクス技術によって変革さ れるであろう。我々の投資家、パートナー、顧客は、フォトニクスによってコンピューティングインフラの未来を実現するというLightmatterの使命に賛同している」
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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