サウジKAUSTがCray CS-Storm 500NXスパコンを導入
サウジアラビアのキングアブドラ科学技術大学(KAUST)は、Cray CS-Storm 500NXスーパーコンピューターの導入を計画しています。
中東最大の研究センターの1つであるKAUSTは、このシステムをサウジアラビアの戦略的人工知能(AI)イニシアチブとスマートシティ研究に使用する予定です。
GPUに重き
「CrayがKAUSTのデジタルトランスフォーメーションの取り組みや科学技術の優越性の伝統をサポートすることを光栄に思う。」 とCrayの社長兼CEOのPeter Ungaro氏は述べています。
「KAUSTは、かなりの計算能力とソフトウェアの最適化を求められる地震シミュレーション、機械学習、科学コンピューティングなどのコア研究分野とコンバージドワークロードに、より多くの分析・AI手法を適用し始めている。 Cray-CS Stormは、アクセラレーテッド・コンバージドワークロード環境向けの主力製品であり、エクサスケール時代におけるKAUSTのAIイニシアチブの推進に役立つだろう。」
Cray CS-Storm 500NXには、8:2の割合でNvidia V100 TensorコアGPUとIntel XeonスケーラブルCPUが実装されています。 またMellanox ConnectX-6 HDR-100デュアルポートVPIアダプターを使用しています。
Nvidiaのアクセラレーテッドコンピューティング部門VP兼GMのIan Buck氏は次のように述べています。「KAUSTにおけるCrayの新しいGPUアクセラレーションシステムは、大学の増加するコンバージドワークロードのサポートに理想的です」
Data Center Dynamics
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