阪急阪神が国内通信事業者向けに4G/5Gインフラシェアリングサービスを開始

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルが4G・5Gサービスを提供

阪急阪神が、日本のモバイルネットワーク事業者向けに、4Gと5Gのインフラシェアリングサービスの提供を開始することを発表しました。

サービスの提供は、グラングリーン大阪の北館で開始するとのことです。このビルは、JR大阪駅の北側に位置する梅田貨物駅跡地にあり、2024年9月6日の開業を予定しています。

ホテルのほか、コアファシリティや商業施設が入る予定です。

阪急阪神によると、同物件のサービスは、各携帯電話会社の無線設備を共用設備（中継器、光伝送路、同軸伝送路、アンテナ）に接続するとのことです。

インフラは阪急阪神が構築し、共用設備から各キャリアの電波を発信できるようです。

また、同ビルの先行オープン時には、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルが4Gおよび5Gサービスを提供するとのことです。

各通信事業者は、この物件で（LTE）/5G（Sub6バンド）対応のシェアリング機器を採用するため、4Gと5Gの機器を別々に構築する必要はありません。

ネットワークシェアリングインフラは、阪急阪神ホールディングス・グループの他の施設（駅や商業施設、グループ外の施設も含む）にも展開される予定です。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。