NECのSKR1M海底ケーブルが工事完了
マレー半島とボルネオ島を結ぶ
日本電気株式会社(以下、NEC)は、マレー半島とサバとサラワクを結ぶSKR1M 海底ケーブル システムを完成したと発表しました。
この新しい海底ケーブルシステムの長さは3,800キロメートルを超えています。このプロジェクトは、マレーシアの通信マルチメディア委員会(以下、MCMC)を介したマレーシアテレコムとマレーシア政府の官民パートナーシップ(PPP)として計画されました。その目的は、ボルネオ島沖の南シナ海にまたがるマレーシア半島と東部マレーシア間の接続を強化することです。
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SKR1Mはクチン、ビントゥル、ミリ、マレーシア東部のコタキナバル、マレー半島のクアンタン、メルシングの6都市を結びます。海底ケーブルシステムは初期容量が4Tbpsで100Gbpsの波長技術を使用しており、将来的には12.8Tbpsにアップグレードすることができます。
「SKR1Mは、MCMCによるマレー半島とサバとサラワク間の高速ブロードバンドとデータトラフィック増強を目的とするMCMCによる政府のイニシアチブの一部です。これは、ICTとブロードバンド導入を通じて、サバ州とサラワク州の人々の社会経済的地位の向上のために政府が取り組んでいる施策の1つです」とマレーシアの通信マルチメディア大臣はこのように語りました。
この地域でNECのことを知らない人はいません。NECは今までに、シンガポールからスリランカに渡る東南アジア~中東~西ヨーロッパ5(SEA-ME-WE5)の海底ケーブルシステム敷設プロジェクトを成功させています。
NECは現在、インドネシア列島の複数の都市をつなぐ海底ケーブルシステム(IGG)と、香港のデータセンター拠点とグアム間を結ぶ長さ3,900kmに及ぶ海底ケーブル(HK-G)の2プロジェクトを建設中です。
– Data Center Dynamics
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