日立が3つの事業を新会社日立バンタラに統合

新製品スマートデータセンターを開発

日立は、日立データシステムズ、日立インサイトグループ、およびペンタホのITビジネス3事業を、新しく、日立バンタラに組織統合しました。新しい子会社、日立バンタラは、データインフラ基盤、ストレージとコンピュータソリューション、ソフトウェアを専門としています。

ラスベガスのNEXT 2017カンファレンスで新製品スマートデータセンターは発表されました。これは予測分析と IoT 機能を備えたインフラ基盤一連の管理ツールです。

(いささか)新参者

日立は、11の市場分野で活動する1世紀以上の歴史を持つ大企業です。IT分野では50年以上に渡り、様々なビジネスを確立、買収してきました。日立バンタラは3事業を統合、情報技術(IT)と運用技術(OT)に同時に取り組み、社是に則って「データセンターから工場へ」ソリューションを提供します。

「私たちは何年もお客様がデータの力を利用して重要なビジネス行動をサポートするお手伝いをしてきました。デジタルツールやプロセスによって世界が変革しつつある現在、日立の強力なデジタルソリューション企業陣を新会社として統合しました。そのことは顧客に飛躍的なビジネスインパクトを与えるだけでなく社会に向上をもたらすでしょう」と、日立の東原社長はこのように述べました。

特に興味深いのは、日立バンタラのスマートデータセンター・プラットフォームです。これは、オンデマンドまたはリモートのいずれかで、顧客のデータセンターから収集された情報に分析とオーケストレーションを適用する完全に管理された製品です。

日立バンタラによると、スマートデータセンターには、自動化、パフォーマンス管理、資産管理、容量管理、センサー管理、セキュリティの機能があります。

「私たちのスマートデータセンターの技術とサービスは、強力な新しいツールと手法を提供します。そして次世代のデータセンター管理者は、IT能力をビジネスにとって迅速で対応力の高いリソースへと改善するために、もっと多くの物を、よりよく管理できるようになるでしょう。日立バンタラのサービス担当者は述べます。「当社のお客さまは、効率と有効性において飛躍的な改善を体感することになるでしょう」

完全に管理されたスマートデータセンターは、日立バンタラの顧客向け初期選択プログラムを通じて販売されています。

– Data Center Dynamics
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