NTT、南アのヨハネスブルグにデータセンターを開設

第1フェーズで6MWと3,000平方メートルの敷地を提供

NTTは、南アフリカのヨハネスブルグに新しいデータセンターを開設しました。

Johannesburg 1データセンターは、ヨハネスブルグのサムランド地区にある21 Sterling Roadに位置し、完全に建設されると6,000平方メートル (64,600 sq ft)に12MWの容量を提供する予定です。第1フェーズでは、3,000平方メートル(32,300平方フィート)の敷地に6MWの容量を提供します。

新施設では、空冷式チラーを用いたクローズドループの冷水システムを採用しています。つまり冷却システムを流れる水は蒸発しません。

「ヨハネスブルグに投資し、南アフリカに当社のグローバルデータセンターを拡張できることを大変誇りに思います。ヨハネスブルグは、アフリカのデジタル変革を支援するNTTの成長戦略において、重要な位置を占めています。 Johannesburg 1 の開設は、お客様が明日の国を形成する上で、この地域の経済成長と社会発展に貢献するでしょう」と、NTTグローバルデータセンターEMEAのCEO、Florian Winklerは述べています。

NTTのDimension Dataの下で2020年に発表されたJOH1は、当初は今年4月にオープンする予定でした。

「アフリカにおける当社のプレゼンスは、この大陸で見られる大きなデジタル変革に支えられています。新しいデジタルサービスを提供する企業は、成長を続けるために、高い電力密度、グローバルな接続性、キャリアニュートラル、クラウドネットワークへのアクセス、オンサイトサポートを備えたデータセンタースペースを必要としています」とNTTのグローバルデータセンターEMEA、MEAヘッド、 Michael Abendanon は述べています。

Dimension Dataは現在、アフリカ全域で最大10MWのIT容量を持つ11のデータセンターを運営しています。先月ヨハネスブルグにあるこれらのレガシー施設の1つが、冷却装置の故障により停止する事態に見舞われました。

2022年、NTTはドイツ、スペイン、インドネシア、インドで施設を開設し、英国とスイスの既存施設を拡張し、ベトナムと日本で新しいデータセンターの計画を発表しています。最近では、バージニア州アッシュバーンに6つ目のデータセンターを、マレーシアのサイバージャヤに6つ目のデータセンターを着工しました。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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