T-Mobile、ポーランド・ワルシャワに新データセンターを開設

国内で6番目の施設を開設

T-Mobileは、ポーランドのワルシャワに新しいデータセンターを開設しました。

ドイツテレコム傘下の同社は、シュラヘッカにある新しい4,300平方メートル(46,200平方フィート)の3階建て施設は、8つのデータホールにわたって1,700平方メートル(18,300平方フィート)以上のコロケーションスペースを提供しています。金融業界の大口顧客も確保し、250平方メートル(2,700平方フィート)のスペースを確保したとのことです。この新施設のPUEは1.3であると報告されています。

T-Mobile Polska(ポーランド)の社長であるAndreas Maierhoferは、「通信事業者から総合テクノロジー企業への転換は、クラウド技術の継続的な開発と最新のデータ処理センターへの投資なしには不可能です。ポーランド最大のクラウドサービスプロバイダーの1社として、パートナーの急速なデジタル変革をサポートできることを大変嬉しく思います」と述べています。

同社によると、ワルシャワ、クラクフ、ヴロツワフにまたがる6カ所のデータ処理センターが同国にあるとのことです。2018年に同社は2005年に自社利用で建設されたクラクフの施設を拡張し、新たに400平方メートル(4,300平方フィート)のコロケーションスペースを開設しました。2019年、ワルシャワのアンノポルにあるT-Mobileのデータセンターが火災に見舞われました。けが人はなく、従業員も避難しましたがサービスとそのコールセンターは一時的に停止しています。

Orangeは10月にワルシャワにポーランドの新しいデータセンターを開設しました。Data4Vantage3S GroupNetiaは今年、ポーランドに新しいデータセンターを発表するか開設しており、Googleは最近、ワルシャワにポーランドのクラウドリージョンを開設しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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