GDSがインドネシア・ノンサの最新ハイパースケールデータセンターの起工式開催

GDSは、インドネシア・バタム島のノンサ・デジタル・パーク (Nongsa Digital Park) にあるハイパースケールデータセンターパークの起工式を開催しました。

GDSの会長兼CEOであるWilliam Wei Huang、最高執行責任者のJamie Khoo、副最高財務責任者のSam LawnがGDSを代表して起工式に出席しました。

その他の地元関係者やGDSのパートナー企業も、式典でデータセンター・プロジェクトに対する支援を表明しました。BP Batamの戦略政策担当副会長Enoch Suharto Pranoto氏、Citramas Groupの会長Bapak Kris Wiluan氏、Nongsa Digital ParkのCEO Mike Wiluan氏らが式典に出席しました。

インドネシアにデジタル・イノベーション・ハブを構築

バタム島はデータセンター開発にとって絶好の場所です。インドネシア政府も、インドネシアのデジタル変革や外国投資主導の成長の重要なエンジンとして、バタム島の重要な計画を発表しているためです。今年初め、インドネシアの  Johnny G. Plate 通信情報相がバタム島を訪れ、国家のデータ主導の変革政策の実施を支援し、国内の雇用を促進するために、4つのナショナルデータセンター(PDN)を建設するというインドネシア政府の計画について講演を行いました。

ノンサには、国が主導するナショナルデータセンターも建設され、インドネシアのデジタル経済は2025年までに1460億ドル、2030年までに3150億ドルに成長すると政府は予測しています。

Huangは、GDSがノンサのプロジェクトを実現し、インドネシアのデジタル変革を促進する能力を有していることに自信を示しました。

「GDSは成功への道しるべとして、国際的なハイテクプレイヤーを招き、インドネシアにデジタルイノベーションハブを構築し、デジタル人材の需要を喚起し、デジタル経済の活力を高めるでしょう。当社のデータセンター・プラットフォームは、バタム島に国際的なハイテク企業の顧客を誘致するためのインフラ基盤を構築し、ひいてはここにハイテクエコシステムとハブを作り上げることになるでしょう。」

「GDSのデータセンター計画がこの地域に戦略的に位置することで、地域のデータ展開とエコシステムを促進するための大きな可能性が生まれます。世界有数のデータセンター事業者として、インフラ基盤として東南アジア地域のデジタル変革プロセスを加速させるために、地方自治体や企業との協力に専念しています。」

GDSは、ノンサのデータセンター施設内にスマートソリューションを統合し、運用において地元の再生可能エネルギーを活用する予定です。完成後のデータセンターは、延べ床面積が約10,000平方メートル、IT電力容量が28MWになると予想されます。GDSは、同施設が2024年までに完成し、運用を開始することを期待しています。



W.Media ( Lois )より抄訳・転載

W.media



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