PhonePe、デル・テクノロジーズとNTTと共同でインド初グリーンデータセンターを立上げ

FintechプラットフォームのPhonePeは、デル・テクノロジーズとNTTの機器とサービスを使用して、インドで最初のグリーンデータセンターを立ち上げました。これにより、同国内での事業拡大に向け、持続可能で効果的なインフラ整備を支援します。

同社によると効果的なデータ保護、低消費電力、シンプルな運用、クラウドソリューションを備えたグリーンデータセンターは、PhonePeにデータ管理の新しい選択肢を提示することが期待されています。

13,740平方フィート、4.8MWの施設はナビ・ムンバイのマハペにあり、直接接触式液体冷却(DCLC)や液浸冷却(LIC)といった最先端の代替冷却技術を使用して建設されています。このデータセンターのDell PowerEdgeサーバーは、パフォーマンス、合理化された管理、インテリジェントな自動化を実現しながらも、より少ないエネルギーで運用されます。

PhonePeのミッションは、テクノロジーを使って、すべてのインド人に同じように金融サービスを利用する機会を提供し、お金の流れを自由にすることです。PhonePeの共同創設者で最高信頼性責任者のBurzin Engineer氏は、このデータセンターは、ビジネスをよりスムーズに拡張できるだけでなく、二酸化炭素排出量の削減にも役立つと述べています。

さらに、デル・テクノロジーズ インディアのインフラストラクチャー ソリューション グループ担当副社長兼ゼネラル マネージャーのManish Gupta氏は、このデータセンターによって電力消費が 26% と大幅に削減されるため、電気代が大幅に節約され、組織はこの設備を導入しても従来の環境と同じパフォーマンスを達成できますが、管理性と拡張性のどちらもあきらめずに済むと述べています。

「これはインド初の商業用液浸データセンターで、テニスコートを5面並べた大きさに等しい。1.5MWで約1,900世帯分の電力を節約しています」とManish Guptaは述べています。

W.Media(Hazel)より抄訳・転載

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