フィリピンのバターン原子力発電所をデータセンターに改造

フィリピンのバターン原子力発電所(BNPP)を最先端データセンターに転換する可能性を検討する会議に、バターン自由貿易地域庁(AFAB)のMohammed Hussein Pangandaman庁長官が出席しました。

AFABの報告書では、バターン第2地区の代表であるAbet Garciaが、 次のように述べています。「この土地の状況や進捗状況について議論し活動休止中の施設を改造する案について意見を交わしました」

「このプロジェクトには経済成長を促進するだけでなくデジタルインフラ分野におけるこの地域の重要なプレーヤーとしての地位を築くという期待も込められています」

以前、バターンの知事Jose Enrique S. Garcia IIIは、次のように述べています。「40年前のバターン原子力発電所が潜在的に世界で最大級のデータセンター施設となる可能性があります。堅牢な構造と水冷機能により、同発電所はそのような用途に適しています。」

「BNPPの敷地は安全でセキュリティが確保されており、データセンターに必要不可欠な冷却水も完備されています」

アメリカの例としてガルシア知事は、軍隊の兵舎をセキュリティの確保されたデータセンターとしてうまく再利用している事例を挙げています。

W.Media (  Hazel Moises 記者 )より抄訳・転載

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