NEC、フランス国立航空宇宙研究所から667テラフロップのHPCシステムを受注
最新情報によると、Satorの処理速度は1ペタフロップ到達予定
フランス国立航空宇宙研究所(以下、ONERA)は、新しいスパコンは日本の大手IT企業NECに発注することに決定しました。
「Sator」と言う名前のNEC製システムは、昨年末にピーク時667テラフロップの性能を発揮しました。ONERAでは、これを2018年末までに1.14ペタフロップにアップグレードする予定です。
まだBroadwellを使用
SatorはIntelのBroadwell E5-2680v4プロセッサとOmni-Pathインターコネクトを搭載しており、従来のONERAのシステムの4〜5倍の性能を発揮します。ハイパフォーマンスコンピューティングプラットフォームの冷却には、空冷と冷水の両方を使います。
ONERAには約2,000人のスタッフがおり、その75%がエンジニアと科学者です。ONERAは商業輸送業界および防衛部門の航空宇宙研究開発の両方に携わっています。
ONERAは4つの異なる科学的分野、すなわち、流体力学とエネルギー学;原料と構造;物理;情報処理システムに焦点を当てています。また、ONERAは欧州最大の風洞車両を運用していますが、これにはONERAモダーヌアヴリユ・センターの世界最大の超音速風洞試験設備S1MAが含まれています。
– Data Center Dynamice
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