ソフトバンク子会社がヤフーに再生可能エネルギーを提供

SBパワー、ヤフーの白河データセンターに再生可能エネルギー証書付電力を供給

ソフトバンク株式会社の子会社であるSBパワー株式会社が、ヤフー株式会社の白河データセンターに再生可能エネルギーの供給を開始したと発表しました。

ヤフー株式会社は、同社の事業活動で消費する電力の95%はデータセンターでの消費であるとし、2023年度までに再生可能エネルギー利用率を100%にしていくと1月に公約していました。

白河データセンターの電力は、電力購入契約の一種である「トラッキング付固定価格買取制度(FIT)非化石燃料証書」を利用しています。

また、ヤフーの親会社であるZホールディングス株式会社は、世界的なグリーンエネルギーイニシアティブである「RE100」への早期参加を目指しているとしています。

ヤフーの世界的な事業展開は、90年代から2000年代初頭の全盛期とは比べものになりませんが、日本国内では依然として強固な地位を築いています。ウェブや検索ポータルだけでなく、米国現地法人のアクタピオを通じて米国に2か所のデータセンターを保有しています。

ベライゾンが米国法人を買収した後にヤフーに残ったアルタバは、2018年末にヤフージャパン(Yahoo! Japan)の株式をソフトバンクグループに売却し、そして今年初めにはLINE株式会社と合併して、両社を親会社のZホールディングスの配下に置きました。

一方、米国ではベライゾンが今月初め、ヤフー米国部門を含むメディア事業を、投資会社アポロ・グローバル・マネジメントが運営するファンドに売却しました。

Data Center Dynamics

原文はこちら

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