SBIホールディングスと住友商事がFPTスマートクラウドジャパンの少数株主持分取得

いずれも20%の株式を取得

SBIホールディングス、FPT株式会社、住友商事は、AIクラウドを日本で展開するために協力しています。

FPTが過半数を所有するFPTスマートクラウドジャパンは、GPUクラウドリソースを提供します。

FPTはFPTスマートクラウドジャパンの60%を所有し、SBIと住友商事はそれぞれ20%を保有します。

この共同出資は2025年4月22日に発表され、2025年5月までに完了する予定です。

FPTコーポレーションはベトナムに本社を置くテクノロジーとITサービスのプロバイダーで、Nvidiaのパートナー企業であり、GPUを利用できます。同社は2024年11月に日本でFPT AI ファクトリーを立ち上げ、同時にAIクラウドを開発するためにFPTスマートクラウドジャパンを設立しました。

同社はGPUクラウドを通じてNvidia H200を提供する計画です。

3社は共同で新しいAIソリューションを開発し、研究能力の向上と顧客に生成AIを提供することを目指します。

FPTコーポレーションの創業者で会長のTruong Gia Binh博士は次のように述べています。「AIの変革の可能性に対する共通のビジョンを共有することで、我々は戦略的パートナーと緊密に協力し、AI技術の世界的な応用を拡大していきます。」

「このパートナーシップは、イノベーションの促進、組織競争力の強化、技術の自律性の維持にも貢献し、AI立国を目指す日本の目標を支援します。」

SBIホールディングスはこれまで、FPT証券、FPTファンドマネジメント、TPBankなどFPTの事業に投資してきました。

FPTはベトナムのハノイとホーチミンで3つのデータセンターを運営しており、日本でAI ファクトリーを運営しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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