DataBank社、競合のLightBoundを買収しデータセンター拡張
米国中西部の急成長市場において、9.5MWの電力容量
米国の クラウド と コロケーション の事業者であるDataBankは、インディアナポリスに拠点を置く競合のLightBoundを非公開額で買収しました。
今回の取引により、DataBankはIndy Telecom Centerの2つのデータセンターを得たことになります。Indi Telecom Centerは同地域における大規模なコロケーションデータセンターであり、合計総面積73,000平方フィート、電力供給量9.5MWを誇ります。
DataBankのCEO、Raul K. Martynek氏は
「LightBoundは信頼されたインフラプロバイダーとして、その地域で素晴らしい顧客サービス評価を築いてきました。コロケーション、接続性、マネージドサービスにおけるLightBoundの強みとDataBankの持つ幅広い商品と国内拠点の融合をとても楽しみにしています。」 と語りました。
買収されたLightBoundは、1994年にインディアナ州初のインターネットサービスプロバイダのひとつとして設立されました。また、それぞれ2003年と2011年設立のCapital and Pillarというコードネームを持つ2つのデータセンターを設立し、徐々にコロケーション事業や相互接続サービス、クラウドサービスへ事業を拡大していきました。
同社のCEOであるJack Carr氏は
「LightBoundの従業員や、サービスを利用するユーザーにとって、DataBankと融合することは実に素晴らしい機会であす。DataBankの顧客中心のアプローチ、および、サービス提供と地理的拠点を拡大させることが、私たちが彼らとの協働を選んだ理由です。」と述べました。
取引条件において、Carr氏は今後、DataBank社のインディアナポリス市場における顧客基盤・データセンター戦略策定責任社としての新ポジションを引き受けることになると思われます。
LightBound社は2017年にデータセンター拡張計画を発表していましたが、この計画については今後どうなるか不明確です。
テキサスに本拠置を持つDataBankは現在、ダラス、ミネアポリス、カンザスシティ、クリーブランド、ピッツバーグ、ソルトレークシティ、ボルチモア、アトランタ、インディアナポリスを含む、9つの州に17のデータセンターを運営しています。
– Data Center Dynamics
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