Data Clean がデータセンタークリーニング事業のSealcoを買収

Angeles Equity Partners傘下企業が米国南東部に進出

Data Clean Corporationは、テキサス州を拠点とする重要環境クリーニング会社Sealco LLCを買収しました。

これは2022年11月にAngeles Equity Partnersに買収されて以来、Data Cleanにとって2件目の買収であり、米国南東部への進出を拡大するものです。取引条件は共有されていません。

Sealcoはテキサス州リチャードソンに本社を置き、1984年以来、データセンターを含む重要な環境にクリーニングサービスを提供しています。ハイパースケーラー、エンタープライズデータセンター、コロケーション施設向けに除染と気流管理サービスを提供しています。

Data Cleanは、Sealcoの人材プロセスと技術を自社の技術と組み合わせていく予定です。

「Sealcoは、間違いなく最も経験豊富な国内特殊汚染管理プロバイダーの1つであり、戦略的に重要な南東部データセンター市場において、長い間業界をリードする存在感を維持してきました」と、Angeles Equity Partnersのマネージングディレクター、Frank Spelman氏は語っています。

データセンターの規模が拡大し、その複雑さが増すにつれ、全国に拠点を持つ洗練された重要な汚染対策プロバイダーへのニーズが高まることが予想されます。

Data Clean は1979年に設立され、専門的な施設メンテナンスサービスを提供しています。同社はイリノイ州に本社を置くが、カナダ、香港、インド、メキシコ、サウジアラビア、シンガポール、アラブ首長国連邦にも支社があります。同社の顧客には、Meta、マイクロソフト、Apple、Google、NASAが名を連ねています。

同社はまた、2023年6月にSML Enterprisesを買収し、中部大西洋岸地域のデータセンターにサービスを提供するもう一つの重要な環境クリーニング事業を行っています。

Angeles Equity Partnersは、中堅以下の民間投資会社で、業績不振の産業用事業に注力しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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