Legrandがデータセンター業界で今年4件目の買収を実施

オーストラリアのケーブル管理会社を買収

Legrandは、データセンターとケーブル業界の2社を買収しました。

同社は今週、コロンビアのUPSistemasと、オーストラリアのAustralian Plastic Profiles(APP)を買収したことを発表しました。

UPSistemasは、特にデータセンター施設の技術インフラの統合、試運転、メンテナンス、監視の専門家です。

同社は、コロンビアのボゴタに本社を置き300人以上の従業員を擁し、年間売上高は約3,000万ユーロ(3,300万ドル)と報告されています。

同社によると、Netrack、Davenham、Vassの買収に続き、データセンター業界では今年4件目の買収であると述べました。

APPはオーストラリアのケーブル管理会社で、あらゆる種類の建物に対応しています。同社の従業員数は約250名で、年間売上高は1億ユーロ(1億1,030万ドル)を超えています。

Legrandは、APPの買収により、オーストラリアでの存在感が倍増し、オーストラリアのケーブル管理市場における主要プレーヤーになると述べています。

LegrandのディレクタージェネラルであるBenoît Coquartは、次のように述べました。「同社は今年、特に力強い外部成長を遂げており、これまでに発表した7つの事業により、年換算で約3億5,000万ユーロ(3億8,640万ドル)の収益を上げています。今後もこの勢いを維持し、ターゲットを絞った補完的な買収を通じて、当社のポジションを強化していきます。」

フランスのリモージュに本社を置くLegrandは、フランスの産業グループです。現在90か国で事業を展開し、電気機器やデジタル建築インフラなどを提供しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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