Princeton Digital GroupがシンガポールのYahoo所有データセンターを買収

Princeton Digital Group(PDG)が、シンガポールのデータセンターを買収しました。

同社は今週、YahooのシンガポールデータセンターSG3の買収を発表しました。この施設は、5,400平方メートル(58,125平方フィート)で5MWを提供しています。

取引条件は明らかにされていませんが、Yahooは、引き続き同施設でインフラをホスティングする予定です。

PDGの会長兼CEO兼共同創設者であるRangu Salgameは、次のように述べています。 「YahooのSG3データセンターの買収は、グリーンフィールド開発、カーブアウト、買収という同社の3つの投資戦略を示すものです。戦略的資産とともに、Yahooという重要な顧客を獲得し、同社の顧客にサービスを提供するためのキャパシティを追加することができました。」

「この買収を通じて、既存のデータセンターのエネルギー効率を高めることで、さらなるデータセンターの容量を確保するというシンガポールの戦略に、引き続き合致することになります。」

Yahooのプラットフォーム・エンジニアリング担当CIO兼SVPのAaron Lakeは、次のように付け加えました。「成長とイノベーションを推進するための、重要なイニシアティブに投資する中で、シンガポールのPrinceton Digital Groupとのパートナーシップは、当社のグローバル戦略を引き続きサポートすることになります。」

PDGは2017年に、Warburg Pincusの支援を受けて設立され、中国、シンガポール、インド、インドネシア、マレーシア、日本でデータセンターを運営しています。

同社は、シンガポールでもデータセンターを運営しています。SG1は、16,150平方メートル(173,840平方フィート)で14MWを提供しています。同事業者は2019年、米IOデータセンターからSG1データセンターを購入しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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