伝書バトはギガビット・ファイバー・インターネットよりも高速に データ転送!?【面白ネタ】
ただし600マイルまで
テクノロジー系ユーチューバーのJeff Geerlingさんが、ハトとギガビットファイバーのどちらがより速くデータを転送できるかという実験を行いました。
その結果、見事ハトが1位に輝きました。
映像では、米国在住のGeerlingさんが3TBのmicroSDカードをハトに装着し、レースを行った様子が見れます。
ハトは約1分で1マイル(約1.6キロメートル)を飛び、それから彼はサンディスクのフラッシュドライブからデータを取り出し、インターネット経由で転送された同量のデータと比較しました。
この結果から彼は、600マイル(約1,000キロメートル弱)の距離まではハトの方がデータ転送速度が速いという計算結果を示しました。彼はまた、アメリカの自宅からカナダのデータセンターまでSDカードを持って飛行機で移動し、同じくギガビット・ファイバーと比較するテストもおこなったところ、やはり5,000マイル(約8,046キロメートル)の距離まではギガビット・ファイバーの方が遅いという結果を導き出しています。
ちなみにGeerlingさんは、彼が使った “ギガビット通信環境 “は結果的には公称の1Gbpsではなく、75Mbps程度の通信速度しか出なかったと話しています。
同様の実験は2009年にも南アフリカの企業が行なっています。そのハトは4GBのメモリースティックを携え、現地のISP、TelkomのADSLサービスと競争しました。ハトが移動してそれからデータをアップロードするのにかかった時間で、ADSLはデータの4%しか送ることができなかったようです。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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