中国、ファクシミリ許可証の認証を廃止へ

かつてはオフィスの必需品だったが、今や時代遅れ

中国は、ファクシミリ認証を廃止する計画の概要を発表しました。また、無線ポケットベルとISDN(統合サービスデジタルネットワーク端末)製品の認証についても、廃止される予定のようです。

この発表は、今週初めに中国工業情報化部(MIIT)が行ったものであり、The Registerがこれを報じました。

声明の中でMIITは、無線固定電話やモデムに対するネットワークアクセス許可証の発行も停止することを明らかにしました。

さらにMIITは、ISDN装置、フレームリレー、非同期転送モードスイッチを使用する製品は、今後許可の対象外となることを言及しました。

これらの変更は、2023年3月1日から実施される予定です。

かつてはオフィスの必需品であったファックスも、最近では電子メール、クラウド、インスタントメッセージ、スキャナーなど他の方法が好まれるようになり、時代遅れになりつつあります。

英国でも先月、規制当局のOfcomが、英国の通信事業者がFAX(ファクシミリ)サービスを提供する義務を正式に撤廃したことを発表しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。