ドイツのT-Mobileが米国デルタ航空とモビリティ契約を締結

5Gネットワークでデルタ航空職員をサポート

T-Mobileが、デルタ航空のモビリティパートナーとなる契約を結びました。

契約の一環として、デルタ航空は6万回線以上をT-Mobileに移し、 T-Mobileはデルタ航空のアトランタ本社に5Gネットワークを展開します。

デルタ航空は従業員に、5Gスマートフォンやタブレットなどを提供する予定です。客室乗務員、空港の接客担当者、地上職員はTモバイルの5Gネットワークを利用し、フライト前後の手続き、航空機の整備、手荷物取り扱いについてのテクニカルサポートを提供することになります。

デルタ航空のカスタマー・エクスペリエンス・デザイン執行役員であるRanjan Goswamiは、「 T-Mobileとの提携は、お客様の旅の各ステップにおける接客方法を自由にし、当社の従業員が必要なすべての情報を指先で得られるようにするものです」と話しました。

T-Mobileはまた、デルタ航空の本社にもハイブリッド5Gネットワークを展開する予定です。

同社によると、このネットワークは 「屋内外で包括的な5Gカバレッジを提供し、デルタ航空の施設全体に対し、業務に不可欠な高速かつ信頼性の高い接続性をサポートする」とのことです。

デルタ航空は昨年、北米に就航する400機以上のボーイング717型機と小型ジェット旅客機に旅客用WiFiを提供するため、Hughes Network Systemsを選定しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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