
Axiadoがハードウェアベースのデータセンターセキュリティプラットフォームのために1億ドルを調達
シリーズC+ラウンドでTCU開発を資金調達
Axiadoは、ハードウェアベースのデータセンターセキュリティプラットフォームの開発資金として1億ドル超の資金調達を確保しました。
米国カリフォルニア州に拠点を置く同社は、Maverick Siliconが主導し、Prosperity7 Ventures、Orbit Venture Partners、Crosslink Capital、Nosterra Venturesなどが参加したシリーズC+資金調達ラウンドで資金を調達しました。
この資金は、AIデータセンター、ネットワーク、通信ベンダー、エッジ展開向けのプラットフォームセキュリティ、システム管理、エネルギー効率の向上に充てられます。
Axiadoの Trusted Control/Compute Unit(TCU)は、セキュアな制御、演算処理、AI駆動の監視を1つのチップに統合しています。TCUの継続的なセンシング、処理、自律動作機能は、次世代クラウドおよびデータセンターインフラにおける、インテリジェントで安全、レジリエンスがあり効率的な自己管理システムの基盤を提供します。
「シリーズC+ラウンドへの力強い反応は、AI駆動型でハードウェアに基盤を置くセキュリティが、現代のデータセンターにおいて基盤的な要件となっていることを、顧客やパートナーが明確に認めた証です」と、Axiadoの創業者兼社長兼CEOであるGopi Sirineniは述べています。
Axiadoは営業・マーケティング・サポートチームの拡充に加え、「次世代プラットフォームの開発への投資」を計画しています。今回の資金調達ラウンドの詳細は、今月初めに公表されました。
Maverick SiliconのマネージングパートナーであるAndrew Homanは、次のように述べています。「AI ワークロードが変化を続け、データセンターインフラストラクチャの限界を押し広げる中、ハードウェアに基づいたセキュリティの必要性はかつてないほど高まっています。AxiadoのTCUは、インフラストラクチャを脅威からリアルタイムで保護するだけでなく、電力と冷却の最適化にも貢献します。安全でインテリジェント、かつ持続可能なAI対応コンピューティング環境を構築するという同社の使命を支援できることを誇りに思います。」
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
















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