中国、パプアニューギニアに海底ケーブル網の修復を資金援助
中国はパプアニューギニア政府に対し、クムル海底ケーブルネットワーク(Kumul Submarine Cable Network:KSCN)の修理のために347万米ドルを提供しました。
パプアニューギニアの国営企業担当大臣であるWilliam Duma氏によると、中国政府は、パプアニューギニアの重要なプロジェクトにおいて常に支援してきました。今回の資金援助は、 KSCNシステム1と2の修理費用、約550万米ドルを賄うための支援となりました。
KSCNシステムは、西セピックと東セピック、マヌス、西ニューブリテン、ニューアイルランド、東ニューブリテン、ブーゲンビル自治州、ハイランドの4州を結ぶ5,457kmの国内インターネットプラットフォームです。
2022年9月11日に発生した地震により、シドニー、マダン、グアムを結ぶPPC-1ケーブルなどの海底ケーブルシステム、KSCNシステム1、2などの通信インフラが大きく損傷しました。これにより、全土の70%までの通信・インターネットサービスに影響が出ました。
Duma氏によると、9月から11月までの3ヶ月間、ビジネスサービス、政府サービス、一般通信サービスに大きな影響があり、大幅な減収につながりました。
W.Media (Hazel Moises記者)より抄訳・転載
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