HuaweiがChina Mobileの5G基地局契約で巨額のシェア獲得

ZTEや他の大手ベンダーを抑えて、契約数の大半を獲得

Huawei Technologiesは、2023年から2024年にかけて、通信事業者China Mobileの5G基地局の半分以上を供給するという大型契約を獲得しました。

Yicai Global (第一财经)の報道 によると、Huawei は、今年入札に出された契約の中で最も大きな部分の一部として、合計でChina Mobileの5G基地局の仕事の52%を獲得しました。

契約は2つのプロジェクトに分かれており、1つ目は2.6GHzから4.9GHzの周波数を使用する63,800の基地局を、2つ目は700MHz帯の23,141基地局を対象としています。

Huaweiは、推定41億元(5億7400万米ドル)相当の5G基地局を45,426局確保したと推定されています。

Huaweiだけでなく、ZTEも5G基地局23,227台分に相当する約26%の契約を獲得し、2番目に大きな落札者となりました。

また、Datang Mobile Communications Equipment、Ericsson、Nokia Shanghai Bellにも小規模な契約が授与されました。

China Mobileは今年、160万以上の5G基地局を運用し、クラウドサーバーを24万台以上増やし、外部データセンターのラックを4万台追加する予定です。

第1四半期を9億8300万人の携帯電話加入者で終えた同事業者は、今年、5Gネットワークに831億元(約116億ドル)を費やすと見込んでいます。

Huaweiは以前、2020年に行われたChina Mobileの前回の5G入札プロセスで57%を獲得しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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