Vodacomがタンザニアの5Gレースを制す

タンザニア初の5Gネットワークを開始

Vodacom Tanzaniaは、同国初の5Gネットワークを開始しました。

Vodafoneグループに属する同社は、スタンドアロン5Gサービスのスイッチオンを確認し、Vodacom Tanzaniaはダルエスサラームの複数の場所で5Gを展開することを決定しました。

Vodacom Tanzaniaは、アルーシャ、ドドマ、ムワンザ、イリンガ、カゲラ、ザンジバル、ムベヤなど、国内230カ所を5G展開のターゲットに設定しているそうです。

VodacomグループCEOのShameel Joosubは、「アフリカで最初に5Gを開始したVodacomにとって、これはエキサイティングなマイルストーンであり、アフリカ市場全体で5Gサービスの密度を高め、最新世代のモバイル技術を通じて大陸を世界のデジタル経済に近づけていきます」と述べています。

5G対応のスマートフォンを持つVodacomの顧客と、同社の5Gルーターを持つ顧客が利用できるようになる予定です。同社によると、当初は最大400Mbpsの速度が利用可能で、今後数カ月で最大800Mbps、5G周波数帯が完全に利用可能になれば1Gbpsを超える速度に引き上げる計画だといいます。

アフリカ諸国は5Gの展開で他の市場に遅れをとっており、これまでに5Gサービスを開始した国はほんの一握りに過ぎません。先週、MTNナイジェリアは、全国的な商業開始に先立ち、5Gの試験運用を開始しました。

ボツワナ、モーリシャス、マダガスカル、セイシェル、南アフリカ、トーゴ、ジンバブエは、5Gサービスを開始する他のアフリカ諸国です。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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