Nokiaがポルトガルの通信事業者MEOと複数年の5G契約を締結

NokiaはMEOのRANを近代化

Nokiaは、ポルトガルの通信会社MEOと、複数年の5G契約を結びました。

この契約によりNokiaは、MEOの既存の無線アクセスネットワーク(RAN)インフラを近代化し、5G機能を強化することになる、とMEOは述べています。

Nokiaは、ReefShark System-on-Chip(SoC)技術を搭載した、5G AirScaleポートフォリオ(屋内外両方のシナリオに対応するMassive MIMO、ベースバンド、リモートラジオヘッドソリューションなど)を供給します。

これに加えMEOは、最適化とネットワーク保証のために、Nokiaの Self-Organizing Networks である、MantaRay SONも使用します。

このパートナーシップにより、MEOはポルトガルにあるNokiaの5G研究開発施設へのアクセスも提供されます。

MEOの最高技術責任者(CTO)であるJosé Pedro Nascimentoは、次のように述べました。「Nokiaとのパートナーシップは、すでに素晴らしいプロジェクトに結実しており、5G技術の可能性を完全に実現するため、引き続き協力できることに興奮しています。この近代化によって私たちは、エキサイティングな可能性をもたらし、個人と企業の両方に新たな価値を生み出すことができるようになります。」

Alticeが所有するMEOは、約600万人の携帯電話加入者を抱える、ポルトガル最大の通信事業者です。

ライバルの通信事業者であるNOSや、Vodafoneとともに、この通信事業者はコア5Gネットワークに、Huaweiのキットを使用しないことを決定しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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