サムスン、NTTドコモにOpen RAN無線装置を供給
サムスンは、NTTドコモとの既存のパートナーシップを基に、NTTドコモの日本におけるOpen RAN展開の拡大を支援する準備を進めています。
サムスンは、NTTドコモが保有するすべての時分割多重(TDD)周波数帯をカバーするOpen-RAN準拠の無線機でNTTドコモを支援することになります。
NTTドコモは昨年、両社間の5Gに関する合意の一環として、サムスンを5Gネットワークソリューションパートナーとして選定しました。
サムスンは今回、NTTドコモが日本で展開するOpen RANをサポートする一環として、既存の3.4GHz無線に加えて、3.7GHz、4.5GHz、28GHzなど新しい無線を追加しています。
さらに重要なことは、少なくともサムスンにとって、28GHz帯の無線装置を導入するのは初めてだということです。
無線ユニット(RU)の重量は4.5kg未満で、そのコンパクトさにより低消費電力に対応し、柔軟な展開が可能であるとサムスンは述べています。
NTTドコモの増田昌史副社長兼無線アクセスネットワーク開発部長は、次のように述べています。「弊社は、グローバルリーダーシップを強化し、オープンRANイノベーションを推進するとともに、拡張性、柔軟性に優れたネットワークを提供し、お客様の進化する要求に迅速に応えていきます」
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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