Telenor、年内にパキスタン撤退を決定か

合併、売却、あるいは事業継続の選択肢を検討中

ノルウェーの通信事業者Telenorが、年内にパキスタン事業に関する戦略的決断を下す予定でいることが同社の最高経営責任者(CEO)の発言により明らかになりました。

Sigve Brekke氏はロイターに対し、同市場における選択肢の評価を行っている段階であると語っています。

「我々は現在、多くの関係者と接触しています。だからこそ、年内には最終的な解決策を見いだせると、私は楽観視しています」とBrekke CEOは語っています。

Brekke氏は、会社には3つの可能性があると同メディアに語っています。

それは、合併、売却、あるいは事業モデルを変えて継続することです。

Telenor は以前、マレーシアとタイで合併を完了させています。

先月、パキスタン電気通信会社(PTCL)は、匿名の携帯電話事業者(これはTelenor であると広く報じられている)に対し、拘束力のある買収提案を提出する権限を与えられたことを確認しました。

市場からの撤退はTelenorにとって約10億ドルの価値をもたらすと推定され、同社は潜在的な投資家と取引に関し取り組んでいます。

同社は、Ufoneブランドを使い、パキスタンで2,450万人以上の加入者を持つ100%子会社のPakistan Telecommunication Mobile Limited(PTML)を通じて、モバイル市場に進出しています。

Telenorは昨年、レバノンの持株会社M1 Groupに1億500万ドルで現地事業を売却することで合意し、ミャンマーからの撤退を完了しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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