Viettelがベトナム初の5Gネットワークを稼動
5G SAネットワークは10倍の速度向上を提供
Viettelが、ベトナム国内で初めて5Gネットワークを開始しました。
同社が5Gスタンドアロン(5G SA)ネットワークを立ち上げたことは、ネットワークが4G LTEなどの古い技術に依存していないことを意味します。
同社によると、Viettelの5G SAサービスは4Gネットワークより10倍高速なサービスを提供するとのことです。
5GのSAネットワークの開始は、Nokiaがネットワークキャリアの5G展開をサポートする契約を獲得した1カ月後に行われました。
Viettelは2019年から5Gのテストを行ってきましたが、情報通信省(MIC)から5G周波数ライセンスを取得したのは3月で、同社が2,500-2,600MHz帯のオークションの第1ラウンドを落札した後のことでした。
Vietnamnetの報道によると、ViettelのTao Duc Thang会長は次のように述べました。「ライセンス取得後わずか6か月で、6,000を超える5G送信所が開始されたことは、ベトナムを5G商用化において世界の主要国のひとつに維持するためのViettelの多大な努力と決意を反映しています。」
「5Gは様々な経済分野の発展を促進し、製造業、教育、医療、物流などの産業を変革します。それは、Viettelの成長余地を拡大するばかりか、国際舞台におけるベトナムの競争力を高めます。」
先週、ベトナムは4Gネットワークが人口の95%をカバーするようになったことに加え、2G携帯電話ネットワークの停止が完了したことを発表しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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