IBMがダラス、メルボルン、ヒューストンのデータセンターを閉鎖へ
IBMは、データセンターのモダナイゼーション(近代化)戦略の一環として、米国内の複数データセンターの閉鎖を行い、そして世界中で更に3か所のデータセンターの閉鎖を計画しています。
IBMは、古い施設は「アップグレードには適さない」としています。
手間をかける価値はない
ダラスのD2、D6、D7、およびヒューストンのH2施設は、10月30日以降利用できなくなりました。
IBMは更に、2020年11月30日には、ダラス DAL7、メルボルン MEL01、シアトル SEA01を閉鎖します。
米国内のワークロードは、ダラスのDAL10、DAL12、DAL13施設に移行され、一方メルボルンのワークロードは、シドニーのSYD01、SYD04、およびSYD05に移行されます。
IBM Cloudは声明の中で次のように述べています。「IBMCloudはデータセンターインフラストラクチャに多額の投資を行っている。この投資では、より高いレベルのネットワークスループットと冗長性を備え、よりレジリエンス力の高いアーキテクチャを持つ新しいデータセンター、及びマルチゾーンリージョン(MZR)の展開を進めている」
「このモダナイゼーション戦略の一部として、アップグレードに適さない古いデータセンターの閉鎖を行っていきます。移行時期が近づくと、最新データセンターへの移行支援に関するヘルプが利用可能になります」
Data Center Dynamics
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