ケーブル窃盗犯、オックスフォードシャーの村を2週間オフラインに

サービス復旧まで1週間程度かかるとOpenreach社

ケーブル泥棒が原因で、イギリスの村が約2週間もインターネットに接続できない状態になった模様です。

オックスフォードシャーの田舎町アーディントンでは、犯罪者がOpenreach社の現地ネットワークから500メートル以上の地下メタルケーブルを盗んだため、約400世帯がブロードバンドと電話サービスを利用できない状態になっています。

同社はこれまでにも、ケント、シェンリー、ヨークシャーで同様の被害に遭っています。

しかし、最近の攻撃は、8月2日以来、アーディントンの住民に影響を与えています。この地域の多くは、Openreach社のADSLと光ファイバサービスに依存しています。

Openreach社は現在サービスの復旧に取り組んでいるが、サービスが通常通り利用できるようになるまで、まだ1週間程度かかる可能性があると述べています。

「アーディントンとその周辺の住民が、我々の通信網に対する犯罪行為や窃盗の矢面に立たされていることを本当に残念に思います。このような攻撃は、地元の人々の生活に大きな損害と受け入れがたい混乱をもたらし、弱い立場にある人々を危険にさらすものです」とBTの広報担当者は述べています。

さらに、Openreach社は、テムズバレー警察と緊密に協力してケーブルの盗難を防いでおり、盗難防止技術を使って盗まれたケーブルを追跡し、犯罪者を有罪にするための手助けをしていると付け加えています。

銅の価値はここ数年で上昇しており、その結果ケーブルの窃盗被害も増加しています。

ガーナでは今年初め、通信ケーブルを盗んだ男に懲役7年の判決が下されました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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